はたまた、半年が経過してしまいました。日常的にブログをアップするのは、なかなかできることではありません。。。。が
もうしわけありません。。(汗) 頑張ります。
さて、今年の田島研究室では、多くの研究が平行して進められており、忙しく過ごしています。
特に、昨年度から仕込みはじめた「袖ヶ浦団地の活性化プロジェクト」は、大学全体をも巻き込んだ大きな動きとなり、さらに、UR(都市再生機構)さんと習志野市さんも一緒になって共同研究というかたちで進められています。また、千葉工大からも鎌田研究室、佐藤徹治研究室も参加して、活発な動きを展開しています。
袖ヶ浦団地はこんな場所です。2990戸もの賃貸住宅があります。
かつては若い人々で賑わった団地も、例にもれず、商店街もシャッターを下ろしている店が多くあります。
そんな中、4月より正式に習志野市、URさんと一緒に共同研究がスタートしました。
4月に三者が集まった会議風景です。学生達も社会と触れる空気感で緊張しています。
そして、様々な作業が進む中、ついに、この8月末に現地でのワークショップ週間が始まりました。
「袖団」活性化ウィークの始まりです。
学生達は、空き店舗の二つを活用しています。1つは活性化プロジェクトのアイディアをまとめて展示しています。
もうひとつは、テーブルとベンチも自作して、コミュニティカフェの運営です。
コミュニティカフェは、団地の住民に来ていただきたいと思っておりましたが、予想外にも開店と同時にたくさんの方々に来ていただき、実に盛況になってしまいました。誰も来ないのでは?という不安が一掃された瞬間です。(ホッ)
また、ワークショップも開催し、袖ヶ浦団地の活性化の処方箋を住民の皆さんと語り合います。
学生達が時間をかけて考えた再生プランやアイディア、デザインについて、住民の方々から様々な意見が寄せられます。
住民の方々からすると、学生達は孫の世代。
額に汗をかきつつ緊張する学生を、住民の方々が暖かい目で受け入れてくれています。ありがたいことです。
会期中の土曜日には、団地再生事業協同組合の金丸さんもお招きし、新狭山ハイツにおける団地再生の事例を詳しく説明してもらいました。
住民の方々も興味津々できいてくださいました。
そして、学生達のプレゼンテーションを終えた後は、
住民の方々とも懇親会で交流を深めます。
叱咤激励に神妙な表情で聞き入る一方で。
住民の方々ともだいぶ打ち解けて、楽しく交流させていただきました。
また、10月以降に現地にてワークショップを行う予定です。
準備、がんばります。